保育士へ

年間指導計画 4歳児クラス

新年度がはじまり、やってきました。この時期が…年間指導計画の発表の時間です。

忙しい保育士さんに少しでも事務の効率化に役立ててくれたら嬉しいです。

・最後の「大切にしたいこと」に1年間の保育の目標。保育士としての自分への課題を書きました。目の前の子ども達と向き合い、良いところを見つけていく。

お互いを認め合い、良いところを伸ばしていく。

子どものためにどんな援助が今必要なのか議論して、気持ちを共有していく。

それが結果的に質の高い保育へと繋がっていく気がする。

保育者は保育のプロ。

しかし保育者も人間。子どもも人間。

syuuun先生
syuuun先生
一人の人として、子ども達にどれだけ愛を贈り、寄り添えるかがこれからの時代に必要なことだと思います。

 

4歳児 年間指導計画
Ⅰ期(4,5月)
Ⅱ期(6,7,8月)
Ⅲ期(9,10,11,12月)
Ⅳ期(1,2,3月)

生命の保持・情緒の安定・養護

1期

・生活リズムを整え、基本的生活習慣や態度を身につけられるようにする。

・新入・進級した不安や期待を保育者に受け止めてもらい、安心して過ごす。

・生活や遊びの中で友だちや保育者と共に過ごし、関わりを深めようとする。

2期

・気温の変化に応じた、生活の仕方を身につけていく。

・保育者に気持ちを受け止めてもらい、安心感を持って過ごす。

・一人一人との関わりを大切にして、信頼関係を深めていく。

3期

・危険な事を自ら判断し、安全に気をつけて遊ぶ。

・子ども一人一人の姿を認め、安心や自信を持って活動できるようにする。

4期

・生活や遊びの決まりを守り、基本的生活習慣や態度を身につけ、自信を持って意欲的に過ごす。

・年長児になる喜びや期待を受け止めながら、不安なく過ごしていけるよう、一人一人と関わる。

 

健康・人間関係・環境・言葉・表現

1期

・食事、排せつ、着脱などの基本的な園での生活の仕方を知り、自分でしようとする。

・いろいろな遊びの中で、十分に体を動かす。

・玩具や用具の使い方を知り、安全に遊ぶ。

・持ち物の準備や始末を自分でしようとする。

・保育者や友だちと楽しく生活する中で、決まりの大切さを知る。

・戸外で身近な自然に触れ、心地よさを味わう。

・伝統的な文化、遊びに親しんだり、異なる国や文化に興味、関心を持つ。

・日常の生活の中で、必要な挨拶をする。

・してほしい事や困った事などを保育者に言葉や動作で伝える。

・絵本や紙芝居、童話などの内容や物語に興味を持つ。

・簡単な当番活動や手伝いすることを楽しむ。

・ごっこ遊びを楽しむ。

・自由に描いたり作ったりすることを楽しむ。

2期

・遊んだ後の片付けや、衣服の始末など、身の回りの事を意欲的に行う。

・全身を使って、水に触れて遊ぶ。

・雨が続く日や暑い日の、生活の仕方を知る。

・簡単なルールのある遊びを楽しむ。

・自分の意見を主張しながら、友だちの主張にも耳を傾け、想いに気づいていく。

・動植物を見たり触ったり世話をしながら、興味や関心を持つ。(トマト、アサガオ、メダカ)

・水や砂、土、泥などを使って、自分なりに様々な遊びを試したり感触を味わったり、不思議さを発見したりして、楽しむ。

・感じたこと、考えたことを自分から話をする。

・生活や遊びの中で、友だちとの言葉のやりとりを楽しむ。友だちの言葉に興味を持って聞こうとする。

・いろいろな素材や用具を使った製作を楽しむ。

3期

・健康な生活に必要な習慣を身につける。

・いろいろな遊具、用具を使った運動や遊びを楽しむ。

・地域の人たちとのふれあいを楽しみ、親しみを感じる。

・共通の目的を持って、積極的に集団で活動する楽しさを味わう。

・身近な秋の自然に自ら関わり、扱うことで数、形、量に関心を持つ。自然物を使って遊ぶ。

・自分の気持ちを相手に伝え、友だちの話を聞こうとする。

・絵本や童話などのストーリーを再現したりして、いろいろな表現遊びを楽しむ。

・歌を歌ったり合奏したりして、みんなで音を合わせる楽しさを味わう。

・いろいろな材料を自分のイメージに合わせて見立て、工夫して遊ぶ。

4期

・基本的生活習慣が身につき、自信を持って生活する。

・戸外で全身を思い切り動かして遊び、友だちと盛り上がりながら遊ぶ楽しさを味わう。

・良いこと、悪いことを考えて、行動する。

・簡単なルールを作り出し、友だちと一緒に遊ぶことを楽しむ。

・生活や遊びの中で数量や図形、文字に興味を持つ。

・冬の自然現象に関心を持ち、疑問を持ったり、感動したりする。

・保育者や友だちの話を自分達から聞こうとし、相手の思いを理解しようとする。

・劇遊びのイメージをいろいろな方法で表現し、友だちとイメージを共有する楽しさを味わう。

・身の回りの環境を綺麗にすることや、作品を見たり飾ったりすることに興味を持つ。

食育

1期

・友だちと一緒に食べることを楽しむ。

・栄養士さんから、食事のマナーを教えてもらい、マナーや姿勢を意識しながら食事をとる。

・身近な野菜の種や苗を植える。
⇒トマト、アジサイ

・持ち方を意識しながら、箸を使って食べようとする。

2期
・玉ねぎの皮むき、キャベツちぎりをする。

・夏野菜を育てる事に興味を持ち、世話をする。収穫を楽しみにする。

・おにぎり作りをする。

3期

【調理保育】
⇒だしの味を感じてみよう。
みそ汁つくり。

・自分で茶碗にご飯をよそう。

4期
【調理保育=親子クッキング】
⇒スイートポテト作り。
ラップを使って茶巾しぼり。

・食を通して命に関心を持ち、その大切さを知る。

環境構成・援助及び配慮

1期

・新入、進級した喜びや戸惑いを受け止め、認めたり励ましたりし、丁寧に関わって、保育者との信頼関係を築き、安心して過ごしていけるようにする。

・一人一人が落ち着ける場を確保する。好きな遊びを見つけられるように、室内の環境を整える。(絵本コーナー、おままごとコーナー等のコーナー遊びの充実を図る)

・園生活の楽しさを一緒に味わいながら、遊びや生活の仕方を丁寧に知らせていく。(絵やマークを利用し、視覚で分かりやすく表示する。)

・一人一人の健康状態を把握し、適切に対応する。

・様々な事にチャレンジできるように、しっかりとその子の過程を見守っていく。

・当番活動は丁寧に知らせていく。またアレルギー児に対しては十分に配慮する。

・新入園児と進級児の遊び方や生活の仕方の違いに配慮し、一人一人が安心して取り組めるようにする。

2期

・子ども達の体調に配慮し、休息やこまめな水分補給を行えるようにする。

・梅雨や夏ならではの季節を考慮し、静と動の活動のバランスを考え、気持ちを発散できるように工夫していく。

・一人一人の遊びや興味の変化を把握して、環境を再構築していく。

・子ども同士の意見のぶつかり合いや、葛藤の場面では、仲立ちとなり相手の気持ちに気づいていけるようにする。

・一人一人を理解し、保育者との信頼関係の中で、自分の気持ちを安心して表すことができるようにする。

・一日の見通しを持てるよう、予定表で確認する

・楽しんで夏の活動を行えるよう、水の安全(水の怖さ)などを伝えていく。

・湿度と気温の高い時期で汗をかきやすいので、水分補給や着替えなど、子どもが自分から取り組めるようにする。

3期

・体全体で季節を感じて遊べるように、自然物を使った遊びや収穫など、実物に触れる喜びを味わえるような場や機会をつくっていく。

・運動用具の組み合わせを工夫し、子ども達の発達に合った運動遊びを取り組んでいく。

・一人一人の子どもがそれぞれの興味に応じた活動に取り組めるよう、いろいろな素材の用具や材料を用意し、やってみようとする意欲が持てるようにする。やり遂げた達成感、満足感を味わう。

・運動への積極的な取り組みに「できた」「できない」ではなく、一人一人の意欲と過程を認め、褒めていく。

・友だちとの関係が強くなり、他人の判断や行動と自分の考えとの違いに気づくため、一つ一つの想いを丁寧に聞く事を大切にし、伝えたことが園生活での安心感となるようにする。

4期

・年長になることへの期待・不安を受け止め、安心して進級できるように援助する。

・クラスの仲間の一人として活動したり、自己発揮できるように援助する。

・室内外の気温差、湿度、換気に留意し、健康に過ごせるようにする。感染症が流行するため、手洗い、うがいの大切さを再確認していく。

・日本の伝統を身近に感じられるよう、正月遊びを取り入れていく。

・生活習慣を丁寧に見直しながら、一人一人に必要な援助をし、一年間の成長を認めていく。

家庭との連携

・クラス便りなどを通して、保育者の思いやねらい、子どもの育ちについていろいろな情報を知らせ、保護者との連携を図る。

・保護者会や行事を通して、子どもの成長を認め合い、共に子育ての喜びを感じ合う。

・家庭での様子や保護者の思いを聞いたり、園での様子を具体的に知らせていく中で、信頼関係を築いていく。

・子育てなどの関する不安や相談がある場合は、保護者の気持ちを受け止め、それぞれの保護者に応じた対応をする。

・子どもの健康状態や体調の変化について十分に連絡を取り合い、健康に過ごせるようにする。

行事

1期

・進級式、入園説明会

・栄養指導(食事マナー)

・ミニ運動会

・春の遠足(4・5歳)

・保護者会

・虫歯予防集会

2期

・プール開き

・夏祭り

・プール閉い

3期

・保護者引き渡し訓練

・調理保育(だし)

・運動会

・クリスマス会

・秋の遠足(4歳)

・栄養指導(食品群)

・おじいちゃんおばあちゃんの会

・父親のみの父親保護者会

・個人面談

・防災週間

4期

・お正月会

・散歩遠足

・節分

・保護者会
(調理保育)

・ひな祭り

・卒園式

・お別れ会

1年間のクラス保育で大切にしたいこと

「やってみよう」と子どもが主体的に取り組み、挑戦する姿や過程を認め、「できた」達成感を味わい、生きる力の基盤を形成していく。

⇒どんなことにも挑戦して欲しい。挑戦して成功した時には、たっくさん褒めて、できた喜びを共有していきたい。「できた」達成感をくり返し味わうことで、「ぼくならできる」「わたしならだいじょうぶ」なんだと自分を肯定する、生きる力の基盤を培って欲しい。

失敗したり、上手くいかない時が時にはある。そんな時に自分で考えたり、工夫して乗り越える力。自分一人の力では難しい時は、保育者や友だちに助けを求める子どもになって欲しい。

結果ではなく、挑戦する過程を認めて行く。

失敗しても「だめじゃい」ではなく、「Good Job!!」良いこと学んだね!と声をかける努力が必要だ。

身体使うこと、大好き。自分で考えるの、大好き。人と関わること、大好き。遊ぶの大好き。子ども達の大好きを沢山増やす。
また保育士からの大好きも伝え、日々愛されていると感じながら過ごしていく。

⇒新保育所保育指針の幼児期に育ってほしい10の姿をくだいたら、子ども達の大好きを増やすことなんだなと、解釈した。

「身体を動かすこと大好き」戸外で身体を動かして遊ぶことはもちろんのこと、沢山身体を動かして遊ぶために、健康=自分の身体に興味を持つことをねらっている。

「自分で考えるの大好き」子どもはわからないことがあるとすぐに答えを知りたがります。そして大人は子どもに聞かれるとすぐに答えてしまいたくなります。そんな気持ちを1度我慢し、子どもに「どうしてなのか?」を考えられるようにしたい。遊びの中で「問い」が生まれ、試行錯誤してどうすれば上手くいくのか「探求」する。探求する中で、「気づき」「発見」が生まれる。点と点がつながり線となるのだ。自分で解決できた「問い」は一生忘れない深い学びとなる。

「人と関わるの大好き」保育園には多様の子ども達が集まっている。自分と友だちの違いに気づき、違いを認めていく。足も速くて、手先が器用で、絵を描くのが得意な100点の子なんていない。人それぞれ得意なことがあって苦手なことがある。それでいい。それぞれが得意なことで力を合わせることで100点を超える。力を合わせれば150点、200点になることを肌で感じて欲しい。

「保育士の大好き(愛)を伝える」幼児になっても大切なのが、愛情。愛されている安心感が、子ども達の活力となる。この先生がいるから失敗しても大丈夫。この先生がいるから挑戦しよう。という絶対的な味方となっていく。

どんな思い・ねらいで保育しているのか?保護者に可視化(見える化)し、保護者をクラスの保育のファンにする。

⇒クラスの保育のねらい、そのねらいをもって活動したことでの子ども達の反応。子ども達の反応からピックアップされたクラスの中の遊びや活動のブームをクラスだよりや壁新聞などで知らせていく。ポイントは可視化と子どもの中から生まれた活動ということ。写真を利用して、子どもの表情や活動内容を視覚に訴える。そして保護者をクラスの保育のファンにできたら、保護者とさらに密になり保育に巻き込んでいく。保護者と協力して、結果的に子ども達に還元していく。

今回私が4歳児担任として考えた年間指導計画をつづってみました。

自分が保育している子ども達の姿をよく観察して、その子達のカラーに合わせた計画を担任で話し合い、同じ気持ちを共有する事が大切だと思います。

4歳児担任の先生方、よかったら参考にしてください。

それでは1年間楽しみながら、良い保育しましょう!!!!

保育士×子育て×SNS
えす先生
公立保育園勤務7年目の保育士です。 保育をしていて感じたことや学んだことをブログに書いていきます。 保育学生。子育て中のおとうさんおかあさん。子どもにまつわるすべての人に役立つ保育ブログを目指します。
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