保育士へ

年間指導計画 5歳児クラス

syuuun先生
syuuun先生
保育園の中で1番のお兄さん、お姉さんになる子ども達。

年長組としてどう過ごしていくかで、次のステップの小学校での生活が変わってきますね。小学校への接続を意識した集団づくりがポイントになってきます。

忙しい保育士さんに少しでも事務の効率化に役立ててくれたら嬉しいです。

5歳児クラスの特徴

【前半】

共通の体験を通して、仲間意識が芽生え、協調性が育つ時期⇒氷鬼やドッチボールなどのルールのある遊びが盛んになる。言葉で遊びのイメージを共有したり、ルールを守る大切さを理解する体験を通して、仲間同士の繋がりを深めていく。また相手の立場に立って考え、教える事が出来るようになり、それによって他者が出来るようになった喜びが自身の喜びの経験となって自己信頼感を培っていく。

【後半】

文字・数などへの関心が高まり、思考力・認識力が豊かに育つ時期⇒複数の役割のある当番活動などでは、子ども同士で話し合い、譲り合って役決めや役割分担が出来るようになる。また、目の前にいない人へ自分の気持ちを伝える手段として、文字を使うようになり、時計の数字を見ながら時間を意識して生活する事が習慣になる。さらに、自分自身や他所、物事を多面的に捉え、理屈を基にしたさまざまな説明が出来はじめる。

生命の保時・情緒の安定・養護

1期(4,5月)

・新しい環境での生活の仕方が分かり、自分でしようとする。

・保育士に気持ちを受け止められ、情緒が安定していく。(4期まで)

・大人に認められる経験を通して、自己肯定感が育まれていく。(4期まで)

2期(6,7,8月)

・汗の始末や衣服の調節、水分補給、休息を取るなど夏の生活の仕方を身につける。

・保育士との関係をより深め、情緒の安定を図り自分の気持ちを安心して表す事が出来るようになる。

3期(9,10,11,12月)

・気温の変化を感じ、衣服の調節を自分から行う。

・様々な活動や体験を通し、危険から身を守る事や、病気予防について知る。

・一人ひとりの気持ちをくみ取り、各々の努力を認め、自信を持って生活出来るように関わる。

4期(1,2,3)

・健康、安全などの基本的生活習慣や態度が身に付き、意欲的に生活する。

・友だち同士で生活、遊びを進めていく充実感を味わえる様に、主体性を大切にする。

教育(健康・人間関係・環境・言葉・表現)

1期

・園内外の約束を知り、安全に気をつけながら身体を十分に動かして遊ぶ。

・ルールのある集団遊びや運動あそびを楽しむ。

・自分の身体に関心を持つ(異常を訴える)

・生活の中で集団の決まりや大切さに気づき守る。

・自分の思いを言葉で伝え相手の気持ちを受け入れようとする。

・異年齢児に優しく接して親しむ。

・身近な動植物に興味を持ち、世話することを通して命について知る。

・年長になった喜びを持ち、当番活動を意欲的に行う。

・自分たちの使った道具や保育室を綺麗にしたり、共有の場を全員で片付けたりする。

・日常生活に必要な挨拶や言葉が分かり、使おうとする。

・思ったことや経験したことを様々な方法で表現する。

・絵本や童話に親しみ、見たり聞いたりしてイメージを膨らませる。

2期

・友だちと一緒に遊びのルールを確かめたり工夫したりして、体を動かす遊びを十分に楽しむ。

・決まりを守り、プールや水遊びをなど夏の遊びを思い切り楽しむ。

・みんなで気持ちよく生活するために必要な事を考え、話し合い、工夫していく。

・友だちと一緒に目的に向かって活動に取り組み、気持ちを合わせる心地良さややり遂げた達成感を味わう。

・異年齢児との関わりを深め、思いやりや優しい気持ち(労る気持ち)を持って接する。

・砂、泥、水などの感触を楽しんだり、物の仕組みや性質に気づき遊びに生かしていこうとする。

・遊びに応じて、必要な表示を考えたり文字や数字を取り入れたりする。

・絵本や童謡に親しみ、言葉遊びを通して言葉が豊かになる。

・生活の場に応じた言葉の使い方や表現の仕方が分かる。

・様々な音色やリズムを楽しみ、歌や楽器を演奏することを楽しむ。

・遊びや行事に必要な物を相談し、工夫しながら作り、遊ぶことを楽しむ。

3期

・戸外で全身を使った遊びに意欲的に取り組む。

・友だちと協力しながら活動をやり遂げた喜びや様々な思いを共有する。

・みんなで気持ち良く過ごすために、して良いことと悪いことの区別などを考えて行動する。

・季節の変化に気づき身近な自然物を使って遊ぶ。

・災害時の身の守り方が分かり、自ら気をつけながら避難する。

・順番や勝敗のある遊びを通して人数、物の数を数えたり、比較したりする。

・日常生活の中で数量、時間に関心を持ち、生活の中に取り入れて遊ぶ。

・長い物語の話の続きに興味を持ち、友だちと楽しんで聞く。

・経験したことや考えた事を自信を持って自分の言葉で伝える。

・音楽や造形などを表現することを楽しむ。

4期

・自分たちでルールを決めたり、遊び方を考えたりしながら、身体を動かして遊ぶ。

・物の性質や仕組みについて考え、積極的に遊びや生活に取り入れる。

・集団生活の中で自己発揮し、周りに褒められる経験をして自分の良さに気づき、自信を持って行動する。

・相手を認め、仲間意識を持ちながら、それぞれの力を発揮していく。

・冬の自然に関心を持ち、遊びの中に取り入れて遊ぶ。

・様々な経験を通して、就学への期待を持つ。

・身近な人々に、自分から親しみの気持ちを持って接する。

・絵本や物語を楽しむ中で文字に興味を持ち、読んだり書いたりする。

・友だちと声を合わせる心地良さや楽器の音色の美しさを感じながら歌や合奏を楽しむ。

・劇遊びを通して、友だちとイメージを共有しながら楽しむ。

・生活を共にしてきた身近な人と心を通わせ、大きくなった喜びを味わい、感謝の気持ちを持つ。

食育

1期

・食事のマナーを守り、友だちと楽しく食事をする。

・箸を正しく持って、食事をする。

・お櫃を使って、自分のご飯をよそう。自分の食べられる量を調整する。

・献立や食材に興味を持つ。

・キャベツちぎり、玉ねぎの皮むきをする。

・身近な野菜の苗や種を植えて、水やりをする。

2期

・野菜の収穫をする。

・ピーラーを使い野菜の皮むきをする(にんじん、じゃがいも)

3期

・自分で汁物をよそう。

・調理保育を通して、みんなで作ったり食べたりすることの楽しさを味わう。

4期

・自分の身体と食べ物との関係に関心を持ち、食材の種類や働きを知る。

・親子クッキング

環境構成・援助及び配慮

1期

・何かに挑戦したい気持ちや役に立ちたい気持ちを認めて行く。

・一人ひとりの気持ちや行動を受け止め認めたり、励ましていく。

遊びや生活の仕方、ルールなどみんなで確認し合い、見通しを持ちながら自主的に生活出来るように援助していく。

・一人ひとりの違いや良さを認め、みんなへ知らせるなど保育者が常に意識を持ち、心地よいクラス作りをしていく。

・他クラスとの連携を取り、年下の子と関われる場を持てるようにしていく。

・積極的に戸外へ出て自然に触れ発見したり考えたりする気持ちに共感していく。

2期

・汗をかいた後の始末や水分補給、休息の大切さを知らせ自分で意識できるようにする。

・夏を快適に過ごせるように、環境を整え生活の仕方を知らせていく。

・水、プール遊びの約束は具体的に知らせ、どうしてなのか?を考えられるようにする。

・動植物や草花の観察をする中で成長を見守り、命の大切さを体験出来るようにしていく。

・子ども同士の意見のぶつかり合いや葛藤の場面では見守りながら、時には仲立ちとなり、相手の気持ちに気づいていけるようにしていく。

・日々の生活の中で言葉の持つ大切さを知らせていく。

3期

・気温や活動に応じて衣服の調節をし、薄着で過ごせるようにする。

・全身を動かす遊びを楽しめるように、運動遊具の使い方や組み合わせの工夫をし、子どもの発達に合う運動遊びを取り入れいていく。

・目標に向かって取り組む中で、頑張る姿を認め、その姿を周囲に知らせることで互いに認め合れるようにする。

・異年齢交流では自分たちがリードしたり年下の子に優しく接したり、自覚が持てるように声をかけていく。

・イメージや発想が具体的な形になるように子ども同士の話し合いを大事にし、援助していく。

・トラブルなども時にはクラスの問題として捉え、様々な意見を聞いたり考える場を作っていく。

4期

・自分の思いが相手に伝わる喜びを味わえる様に自分の感情をコントロールし、相手の気持ち考えながら話が出来るようにする。

・友だちとイメージを共有できる機会を持ち、必要に応じた援助をし、共通の目的に向かって協力し、やり遂げる満足感、充実感を味わえるようにする。

・卒園に向けての行事や準備に取り組む中で、園生活を振り返る機会を持ち、身近な人への感謝の気持ちを持てるようにする。

・小学校の連携を基に、就学に向けての援助や対応をしていく。

・就学への一人ひとりの思いを丁寧に受け止め、不安を取り除きながら園生活を楽しめるようにしていく。

家庭との連携

・家庭での様子や保護者の気持ちに寄り添いながら、保育園での様子を具体的に知らせていく中で、信頼関係を築いていく。

・子育てに関する不安や相談については迅速な対応を行い、保護者の気持ちを受け止めそれぞれの保護者に応じて、対応していく。

・子どもの健康状態や体調の変化については、十分な連絡を取り合いながら、健康に過ごせるようにする。

・送迎時や連絡ノート、クラス便りなどを通して、子どもの育ちについて様々な情報を発信し、保護者との連携を図る。

・保護者参加型の保育活動を取り入れ、保護者との相互関係と地域の関係機関との協働を図り、就学に向けた働きかけを行う。

行事

1期

・進級式、入園説明会
・栄養指導(食事マナー)
・ミニ運動会
・春の遠足(4・5歳)
・保護者会
・虫歯予防集会、歯科指導

2期

・プール開き
・夏祭り

・七夕祭り

・個人面談
・プール閉い

・年長組イベント

3期

・保護者引き渡し訓練
・運動会
・クリスマス会

・お月見団子作り
・秋の遠足(5歳)
・栄養指導(食品群)
・おじいちゃんおばあちゃんの会
・父親のみの父親保護者会
・防災週間

・お別れ遠足

4期

・お正月会
・散歩遠足
・節分
・保護者会(親子クッキング調理保育)
・ひな祭り
・卒園式
・お別れ会

1年間の保育で大切にしたいこと

・4歳児クラス時の合い言葉「やってみよう」で得た経験を生かし、「自分で考える、自分で伝える、自分で行動する」ことができる保育を実践する。

・様々な活動に友だちと意欲的に取り組み、やり遂げた達成感を味わい自信をもって生活し、“生きる力”を身に付けさせる。

・仲間意識を持ち、協力し合って主体的に活動する事を支えていく。

5歳児はなんと言っても忙しい。

年長クラス手当てがあっても良いくらい、毎日追われています。

しかしその分子ども達と過ごす毎日は濃厚で、卒園の時の達成感は他では味わえない素晴らしい仕事だと感じることができます。

保育園の中で1番のお兄さんお姉さんになり、任される仕事が沢山あります。その仕事一つ一つを子ども達と話し合い、決めていき、やり遂げていくことで子ども達の自信に繋がっていきます。

辛い時泣きたい時に、保育園時代の楽しかった思い出、達成感を思い出し、「ぼく(わたし)ならできる!」とあきらめない心を育んでいけたらいいなと思います。

保育士×子育て×SNS
えす先生
公立保育園勤務7年目の保育士です。 保育をしていて感じたことや学んだことをブログに書いていきます。 保育学生。子育て中のおとうさんおかあさん。子どもにまつわるすべての人に役立つ保育ブログを目指します。
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