お母さんへ

【パネルシアター】作り方・演じ方のポイントを解説!

こんにちは!

みなさんはパネルシアターをご存じですか?

保育士さんや保育の現場の方には馴染みの深いパネルシアター。私も保育士になってから、その存在を知りました。そして実際に子どもの目の前で演じていく内に、パネルシアターの面白さ、奥深さを体験でき、魅了されていきました。

今回は私が保育士になって大好きになったパネルシアターについて掘り下げていきたいと思います。

syuuun先生
syuuun先生
保育士になって、自分の武器となったパネルシアター

子ども達とのコミュニケーションツールとして最高峰のパネルシアターの世界を紹介できたら良いなと思います。

パネルシアターの歴史

創立者=古宇田亮順氏により、1973年に創案されました。

はじめは、「動く紙芝居」「貼り紙芝居」などの名前の候補がありました。しかし、これらの国際化社会に対応できる観点から、英語でも通じるように『パネルシアター』となりました。

パネル板の上で繰り広げられるシアター」という意味を表しています。

くっつく原理は?

パネルシアターを見た子どもは、絵がパネル板にくっつくことに驚き、興味を覚えます。

こども
こども
紙がくっついてる!!!!

それだけで目を輝かせます。

それでは、どうしてあんなに簡単にくっつくのでしょうか?

裏も表も!!

それは…

絵の描いてある「Pペーパー」は表面がザラザラしており、パネル板に張ってある「パネル布」は毛羽立ちの良い布です。その毛羽立ちがザラザラした面に優しく絡み合い、その繊維同士の摩擦でくっつきます。

絵を描く「Pペーパー」もパネル板に張ってある「パネル布」も不織布の一種です。

パネルシアターの特徴

制作の観点から

・Pペーパーは非常に丈夫!

⇒30年以上経っても現役として活躍。

保育士の母親から譲ってもらった「いぬのおまわりさん」は今の保育園にいる平成・令和世代の子ども達にも大人気。

⇒子どもが扱っても、破れたり、壊れにくい。

⇒いろいろな仕掛けを簡単に作ることができる。

 

・手作りが簡単にできる

⇒手作りの暖かさがある。

自分で製作することで愛着もって作品一つ一つを大切にする。

⇒オリジナル作品を誰でも作ることができる。

カラー印刷した作品も出ており、一層手軽になった

syuuun先生
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値段がすこし高めだが、時間のない保育士にはありがたい作品がいっぱい

 

・お話しだけではなくいろいろなジャンルの作品を作ることができる。

⇒活用場所が広がる。

保育園の中だけではなく、コミュニティーセンターなどで、地域の親子向けにパネルシアターを使って保育園のアピールをすることもできる。

子どもの(観客)の観点から

・集中力、記憶力がアップする。

⇒1度で話や歌を覚えてしまう。

⇒絵をパネル板に貼っただけで、子ども達は目を輝かせて観る。

 

・みんなで共に楽しむ。

⇒絵が大きく、沢山の友だちと楽しむことができる。

⇒みんなとの共感や一体感を味わうことができる。

 

・リラックスして心が開放される。

⇒演者や友だちとの信頼関係が築きやすくなる。

⇒いろいろなことを素直に受け止めることができる。

 

・明るく分かりやすい絵により、理解しやすい。

⇒複雑な事も簡単に説明したり、理解したりできる。

⇒言葉の通じない相手でも容易に理解できる。

 

・自分の思いを言葉にして、やりとりを楽しむ。

⇒コミュニケーションの意欲が高まる。

⇒言葉の発達を促す。

⇒対人関係に良い影響を及ぼす。

演じ手の観点から

・お話しや歌を簡単に行うことができる。

⇒絵があるので、お話しを語ったり歌を歌ったりする時に言葉がでやすい。

・自己表現しやすい

⇒人前で緊張する人もパネルシアターを使うと観客の目線がパネルと自分に分散されるため、気持ちが楽になり自然な笑顔で演じることができる。

⇒絵本や紙芝居と違って、脚本のセリフの自由度が高いため、観客とのやりとりアドリブが自由にできる。

・観客とのやりとりが楽しい。

⇒対面コミュニケーションにより「一期一会」の対話の醍醐味や発見がある。

⇒やりとりを通してパワーやエネルギーを感じる。

・学習効果のアップ

⇒伝えたいことを分かりやすい絵や仕掛けなどの視覚的な情報により、集中力・理解力・記憶力や意欲を促し、学習効果が高まる。

パネルシアターの作り方

【素材について】

Pペーパーは不織布の一種です。不織布にはいろいろありますが、パネルシアターに向いている物は、MBSテック130番・180番です。それ以外の物は、厚さが薄くなったり、密度が粗かったりして、パネルシアターには向いていません。

クラフトショップ(〇フト、〇ウキョウ〇ンズなど)や生地店では、ロール式の状態で売っています。しかしロール式のほとんどが生地が薄いため、せっかく製作して演じる時にペラペラとして非常に扱いにくいです。

またロール式なので、でかくて作りづらい。絵の具が染み込んでしまい彩色が綺麗にできない等の支障も出てくるので注意してください。

syuuun先生
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アマゾンで注文するのが手軽でおすすめです

【製作手順】

①下絵を準備する。(Pペーパーは消しゴムで消せないため下絵が有効)

パネルシアター製作用の本が数多く販売されています。

syuuun先生
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図書館や友だちから借りるとコスト削減

 

②下絵の上にPペーパーを乗せて、黒のマーカーで写す。

ここで直接PペーパーにコピーしてもOKです!

 

③絵の具やポスターカラー、くるりらで色を塗る。

・「くるりら」(ぺんしる)は可愛らしい色合いなのでワンポイントで良く使います。

・筆をつかう
薄くして使いたいときは、描いた直後に筆でやさしく伸ばしてあげると綺麗に仕上がります。
・重ね塗り
ピンクをが乾いた上から白のポスターカラーで重ね塗りするとあわいピンクになります。白のポスターカラーの重ね塗りも使えます。

syuuun先生
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私の場合ポスターカラーを全色集めて、ポスターカラーで仕上げています。

 

④仕上げに絵人形を黒のマーカーで縁取ります。

この時に外側のラインは太めに描くと絵が、はっきりくっきりとして遠くから見やすい絵になります。

 

⑤はさみで絵を切り取る。

細かいところは、ワザと余白を残して切ったりすることもあります。

 

⑥仕掛けを仕上げる。

切り込みはカッターで!

縫いつけるところの糸は2本取り(20番)で、白色の糸を使い、後から玉留めしたところを同じ色で塗りつぶす。キュッと糸止めしましょう!

Pペーパーを貼り合わせるときは、必ず布用ボンドを使用する。紙用の接着剤で貼り合わせると、すぐにはがれてしますので注意する。

パネルシアターの演じ方

・演じ手が楽しく!

⇒子ども達と一緒に楽しもうという姿勢が場を盛り上げる。

⇒遊び心を持って、笑顔で演じる。

 

・大きな動作で!!

⇒観客はパネルシアターの絵人形と同時に演者を見ています。わかりやすい大きな動作が大切です。

⇒五感を刺激することにより、心に響かせることができます。

 

・言葉のキャッチボールをしよう!!!

⇒やりとりがあることで参加型となり、子ども達は「主人公」になって遊びます。

⇒対面のコミュニケーションが、想像力を広げます。

 

・背中シアターにならないように!!!!

⇒子どもの方を見ながら演じましょう。

パネルシアターは子どもの顔を見ながら貼ることができます。子ども達の反応を捉えながら、集中を切らすことなく進行できることに繋がります。

まとめ

パネルシアターは演じ手によって全然見え方が、見せ方が違ってきます。

演じ手の表現や個性がもろにでます。

そこが面白いんです。

自分の個性を大切にして、子ども達とパネルシアターを楽しみましょう!!

 

保育士×子育て×SNS
えす先生
公立保育園勤務7年目の保育士です。 保育をしていて感じたことや学んだことをブログに書いていきます。 保育学生。子育て中のおとうさんおかあさん。子どもにまつわるすべての人に役立つ保育ブログを目指します。
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