保育士へ

プール遊びと衛生管理

子ども達が楽しみにしているプール遊び。ケガや事故を予防し、みんなで楽しく、安全に入れるように、大人が子どもの様子を管理し、配慮していきましょう。

プールに入る前健康管理

主治医との相談や注意によりプールに入れる疾患

・眼科疾患(結膜炎)

・耳鼻科疾患(中耳炎、外耳炎)

・感染症後(手足口病)

\よくある質問/

おかあさん
おかあさん
水いぼの時は、本当にプールに入っても大丈夫ですか?
えす先生
えす先生
水いぼをかきこわして、じくじくしてなければ大丈夫です。ただし接触に注意し、タオルやビート板などの共有はしないようにしましょう。
おかあさん
おかあさん
プールでアタマジラミはうつりませんか?
えす先生
えす先生
プールの水では、うつる可能性はほとんどありません。しかし、頭皮が触れたりするとうつるので、プールの時は水泳帽をかぶりましょう。

プールに入れない疾患

・発熱、嘔吐、下痢

・皮膚疾患⇒アトピー性皮膚炎(発赤のある物、かきこわし、化膿)

・感染症

・気管支拡張テープ(ホクナリンテープ)使用時⇒慢性疾患で使用している場合は事前に主治医の指示に従い配慮する

\よくある質問/

おかあさん
おかあさん
とびひのとき、プールに入れますか?
えす先生
えす先生
傷口がじくじくしている時は、その汁に細菌がいるので、プールで他の子と接触すると、感染します。また、消毒薬を使ったプールの水はしみたり、悪化することもあるので注意が必要。

☆その他

・プールは体力を消耗するので規則正しい生活を心かけること(特に朝食をしっかり食べる)や衛生面について保護者に伝えると共に園児自身にも指導していく。

・プール当日の体調確認のために、保護者に朝の検温と体調をプールカードに記入してもらう。

・家庭から貼ってきた絆創膏ははがして、傷の様子を確認する。まだ虫刺されや傷口がじくじくしている場合は、プールは控える。

・子どもの人権を守るため、シャワーなどで裸になる場合は、カーテンなどを付けて目隠しをする。

プールによる疾患の予防

  1. おしりを流水でしっかり洗う。
  2. プールの水の水質検査を行い、残留塩素濃度0.4ppm~1.0ppmを保つように塩素消毒する。残留塩素濃度と塩素剤投入量をプール日誌に記録する。
  3. プール遊び、水遊び中も、こまめに水分補給を行う。
  4. 水泳後はシャワーで体を良く洗い、うがいをする。
  5. タオルの共有はしない。

 

☆プールの水温

水温は、22℃~25℃がこのましい

水温+外気温=50℃以上で実施する。

ただし…外気温35℃を超えた場合や水温+外気温が65℃を超えた場合は原則中止にすることがこのましい。

各園でプールの設置場所やプールサイドの状況等の違いによって気温などの差も多少見られることから、全国で統一した対応にならない部分があるので実態に合わせて実施などを判断し、適切に判断する。

えす先生
えす先生
今年は高温注意報が発令されて、65℃を超える日が多く。中々プールに入れなかった…💧

プールによる事故防止対策

  1. プール活動・水遊びに関するリスクや注意すべきポイントについて、事前に職員間で確認し周知する。
  2. 緊急対応訓練を事前に実施する。
  3. プールの外で監視に専念する職員を配置する。
  4. すぐに応急処置・手当が出来るような場所に救急用品(AEDなど)やタオル、毛布を準備していく。
えす先生
えす先生
プールの外で子ども達を監視する監視員はタスキをつけて、子ども達も話しかけないようにした。監視員がいることで、プール指導の保育者とのダブルの目で事故を防げる

ゆとりのある活動

以前は幼児クラス、3クラスが順番にプールに入っていた。

しかし、3クラス入るとなるとどうしても入る時間が短くなったり、せかせかと子ども達を急がしてしまう。子どもも保育者も不満の残るプール遊びになっていた。

そこで、無理なく入るために、1日2クラスまでに制限をした。

2クラスにしたことで、子ども達も満足するまでプール遊びを楽しむことができ、保育者もゆとりを持ち、安全にプール活動出来るようになった。

えす先生
えす先生
研修で「プール遊びは死亡率を上げる活動です」と言われたことがある。実際に乳児のプール遊びはなくなり、水遊びだけの活動に移行している。もしかしたら幼児のプール遊びもなくなる日は近いかも…?

 

保育士×子育て×SNS
えす先生
公立保育園勤務7年目の保育士です。 保育をしていて感じたことや学んだことをブログに書いていきます。 保育学生。子育て中のおとうさんおかあさん。子どもにまつわるすべての人に役立つ保育ブログを目指します。
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