保育士へ

【保育士の本音】公立保育園のメリット・デメリット

今回はタイトルの通り公立保育士になって8年で感じたメリットデメリットをお知らせしていきたいと思います。

保育学生
保育学生
公立保育園と私立保育園って何が違うの?
syuuun先生
syuuun先生
簡単に説明すると、地方公務員が公立保育士。それ以外は私立の保育士ということ。

ざっと説明すると就職の際、公立は1年に1回採用試験があります。筆記と面接がほとんどです。自治体、市区町村での採用になるので、地方公務員になります。

安定雇用で給料も私立よりも高いと言われています。

私立は、社会福祉法人や株式会社。NPO法人などいくつかの運営母体から成り立っています。各園事に大切にしていることや、特色が違います。

 

syuuun先生
syuuun先生
今回は働いてみて感じた、公立保育園のメリットとデメリットをお知らせしたいと思います。

 

\こんな人におすすめ~/

  • 公立保育園に興味のある人
  • 私立の保育園か公立の保育園か就職に迷っている人

公立保育園のメリット

  1. 丁寧な研修
  2. 保育体制
  3. 福利厚生
  4. 尊敬できる先輩との出会い
  5. 保育スタイルの確立
  6. 人間としての成長

丁寧な研修

・新保育所保育指針でも重点をおいている保育の質の向上

子どもを取り巻く人的環境。時には保護者以上に子どもに影響を与える。

それが保育士。

職員の保育の専門性を高めて、子どもたちと関わっていくことが必要。

大人になった時に社会で生きていく力(非認知能力)を伸ばしていけるような職員集団が必要とされている。

そのため時間内、時間外共に研修が充実している。

《保育課》

月に4回ほど様々なジャンルの保育課からの研修を受ける権利がある。

クラスを抜けるため4回ともいくのは厳しいが、月に一回は希望すればいくことができる。

《研究会》

年に6回時間外ではあるが、保育の中で名の知れた先生からの講演会を聞くことができる。(自己学習のためお金がかかる)

《研究会2》

年に6回の講演会。こちらも有名な先生が300人規模で講演会をしています。

6種類の勉強会。勉強会は計3回の継続研修のため、より深いところまで知識、専門性を高められる。(自己学習のためお金がかかる)

ざっと説明してもこれだけあります。

この他にもちらほら研修があったりします。

全部参加することも可能ですが、自分の興味のある研修を選択して参加できるのがいいです。

熱い思いのある講師の先生の講演は聞いていて時間があっという間です。

syuuun先生
syuuun先生
研修を受ける環境が充実していることに感謝です

時代によって子ども達の姿は変わっています。何年目でも、何歳になっても学ぶことを続けることが大切だと思います。

保育体制

・保育をする上で子どもの人数によって保育士の必要最低限の人数が法律で決められています。

ほとんどの園でギリギリの人数をその日の体制によって決めていますよね。

ギリギリで仕事に追われている状況で本当に良い保育はできるのか?

自分自身年長児の仕事の多さに追われて後手後手になってしまい、クラスが崩壊しそうになりました。休みも子どものことを自然に考えていまい、自分の心のケアも大変でした。

子どもに自分のネガティブな感情が伝わり、悪循環でした。

そんな時にクラスに他の保育士を配置してくれ、一歩引いて子どもを見ることができ、なんとかたち直すことができました。

園長に相談して、すぐに人員を増やしてくれたことに助けられました。(フリーの先生がフォロー)

園によって様々だと思います。あくまで私の主観です。

福利厚生

保証や保険、公務員なので良い方だと思います。

長く働く上では必要ですよね。

尊敬できる先輩との出会い

  1. 自分の保育スタイルの確立
  2. 尊敬できる先輩との出会い
  3. 人間としての成長

・この3つは絡み合って関係していると思うので、一緒に書いていきたいと思います。

保育士1年目、保育のことが何もわからずただ漠然と頑張るしかことしかできず、ただの遊び相手をしてくれる近所のお兄さんでした。

そんな私がプロの保育士として意識するようになるきっかけになったひとがA先生です。

A先生は私が3年目の時にうちの保育園に移動してきました。

A先生は50代で経験も立場も私よりも格段に上です。

幼児クラスで4歳児を担任に持ち私は隣の5歳児でした。クラスが隣だったこともあり相談することも多く。いつもA先生は夜遅くまで付き合ってくれました。

A先生はとても情熱的な人で、思いが強すぎて人を「熱すぎて、焦がしちゃう」とよくいっていましたが、そこが人として好きでした。かっこよかったんです。

A先生が教えてくれたこと
  1. 昭和の保育を平成に繋げること
  2. 伝統行事を子どもにしっかり伝えること
  3. 保育の連続性
  4. 園全体の把握(その日一日の体制を考える)
  5. 自分の仕事より大変な所を助け合う気持ち(忙しいから知らんぷりする人多い)
  6. 仕事をまわす
  7. 大人の都合より子どものことを第一に
  8. 自分の保育(心情)を曲げない(保育をみればその人の人生がわかる)
  9. 若手を育てる(先輩にしてもらったことは後輩にす
  10. ばばあたちをうまくつかえ(口が悪いですね)

まだまだ沢山のこと教えてくれました。

保育のことだけではなく、人としてどう生きていくのかの人生のターニングポイントとなる先生でした。

公立保育園は経験豊富な職員が多くいるため、尊敬できる保育士の方に出会える確率が高いと思います。

A先生の考えに自分の考えを合体させた保育が今の自分の保育になっています。

syuuun先生
syuuun先生
知識ではなく考え方を背中でみせてくれたA先生には一生頭が上がらないですね。

若手とベテランの融合した保育。

経験豊富なベテラン先生達の保育を近くで見られるのは、とても価値のある時間でした.

公立保育士のデメリット

  1. 残業代がつかない
  2. 人間関係が大変(ベテランが多数いるため)
  3. 異動がある

残業代がつかない

ほとんどつきません

月に一度の職員会議とOJTにはつきますが、ほかにどんだけ残っていてもほとんどつきません。

事務作業がとにかく多い。さらに次の日の保育の準備をするのに、17時に子どもを遅番の先生に預けてから、15分じゃ終わるはずありません。(終業17時15分)

申請すればつけてくれるみたいですが、園長に「なんで?」「日中にやれないの?」など聞かれ、申請なんてできません。

年長なんて仕事が多すぎて、年長手当をつけてあげたほうが良いと思います。

人間関係が大変(ベテランが多数いるため)

ベテランが沢山いることはメリットでもあり、デメリットでもあります。

・公立保育士は公務員のため定年までやめない人がほとんどです。

なのでやっかいなおばちゃんたちが沢山います。正直人の配置で1年の保育の70%くらいは決まるといっていいほどコミュニケーションが必要な仕事です。

離婚寸前のケンカばかりしている夫婦より仲良しの夫婦のほうがいいですよね。

A先生のように尊敬の出来る先生に会えることもあれば、自己中なベテラン保育士もいるため、運しだいなところがあります。

これまでの保育、自分の保育に自信があるのはとても良いことなんですが、子ども達の姿は変わってきています。いつまでも昔の感覚だと今の子ども達の姿を捉えられません。頭の中もアップデートしないと取り残されます。

異動がある

公立保育園の保育士は、公務員なので約5~10年に1回は必ず異動があります。

ほとんどの人が3~6年ごとに、採用された地区内で転勤を命じられます。

希望は伝えられるが、通らないことがほとんどです。

また1から人間関係を築いていく必要があります。

保育現場ではないところに異動することもあります。

逆に保育現場に疲れてしまって、他の課に移動する方もいます。そういう方にはメリットになります。

まとめ

デメリットは私立も公立も似ているところがあるかな?

私的には、公立保育園の研修制度は素晴らしいと思います。

研修の数だけ学びがあります。

しかし私立の保育園に比べて、やりたいことを制限されることが多々あります。

良し悪しだと思いますが、自分がやりたい保育。自分の置かれた状況を冷静に分析して、自分にあった方にいけば良いと思います。

色んなことを書いてきましたが、保育士という仕事に就けたことを誇りに思っています。

私立も公立も子ども達のためにやることは一緒です。

 

今回の記事はあくまで私が感じたことを書いています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

保育士×子育て×SNS
えす先生
公立保育園勤務7年目の保育士です。 保育をしていて感じたことや学んだことをブログに書いていきます。 保育学生。子育て中のおとうさんおかあさん。子どもにまつわるすべての人に役立つ保育ブログを目指します。
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